大東亜戦争「敗因」の検証
http://www.geocities.jp/arikawa_sandai/HaiIn.htm

>米国海軍長官ノックスが言った。
>「日本軍とは近代戦を全く理解してないか、近代戦を戦う資格のない軍隊である」
>太平洋艦隊司令長官ニミッツが言った。
>「日本は戦闘の先っぽではアメリカに勝ったが、戦略では無為にして負けた」
>そしてニミッツはこうも言っている。
>「古今の歴史において、主要な武器が、その真の潜在能力を少しも把握されずに使用されたという稀有の例を求めるとすれば、それはまさに第二次大戦における日本潜水艦の場合である」
> 南太平洋方面海軍司令官ハルゼーは言った。
>「心配するな。日本人は、勝ったと思ったら引揚げて行く。追撃してきはせぬ」
> もちろん、これらは全て帝国海軍に対する批評である。
(中略)
>第二に、同じくニミッツの言う「その潜在能力を少しも把握しなかった」潜水艦戦闘に触れてみよう。
>『海戦要務令』には、潜水艦による通商破壊戦にも.対潜水艦作戦にも触れられていない。
>したがってその訓練の経験もなく、現実に開戦後の我潜水艦は一度も米国輸送船を攻撃したこともなく、
>我艦艇は敵の潜水艦の攻撃から輸送船を護ることにも無力であった。
>西太平洋における戦艦を主体とする艦隊決戦の思想の前には、我方の輸送の確保も敵の輸送破壊も、念頭にないのである。
>ニミッツの不思議がるとおり、稀有の例そのものである。