>>817
>砲戦終了から沈没まで何時間かかったと思ってる?

油漏れでグダグダw

水圧と油圧の利用では、使えるパッキンの材質を生産できたかどうかで決まってくる。
戦前の日本は化学合成の分野は発展途上でアメリカ、欧州を追いかけている状況。
水と油では浸透圧の違いから、油のほうが漏れやすい。
当時の日本では配管接手のパッキンは皮製で温度変化に追従できず高温では干からびたようになり隙間ができてしまう。
水なら漏れなくても、油は漏れてしまう。

もう一つは粘度の違いと品質の問題。砲塔動力の伝達に使うとどうしても経路が長くなる。
油は水が混ざったり、エアーを嚙んだりするとそれを抜くのが難しい。
すると反応が悪くなって正確に力を伝えられなくなる。
水だと粘度が低いので配管途中に圧力弁を設けてそこから抜くことがやりやすい。

あと水は油と違い、ほとんど圧縮されないので反応がダイレクトに伝わる。
現代でも水圧は見直されて色々な分野で製品が増えてきている、自転車のブレーキとか。
ただし緩衝作用が弱いのでそれが不利になる場合もある。

ただ水圧だから漏れなかったという訳ではないようで、
水漏れが常時発生するから合羽が必要だったとかいう戦艦もあったようだw