隼シリーズの防弾は能力不足って評価らしい
どんな文脈か分からないが
燃料ゴム被覆の厚さからして飛燕より脆弱なのは確実だろうけど

隼1型の設計は失敗だったろうな。
空力理論では正しかったのかもしれないが
その原形から、隼1型まで改造を重ねていたり、強度が怪しかったりと
理論値には程遠い状態で飛行していたんだろう。
現実に沿わない設計を、
2型で修正して性能が発揮できるようになったんだろう。

零戦が高速とはいうものの
米軍資料は、鹵獲機で行ったテストデータと
日本軍資料からの転記が混在しているようで
数字に関してはやはり信用できない部分もある。

1945年3月の零戦52型は、6026lb(2733s)で
高度23000フィート(約7000m)・350マイル(563q/h)
20000フィートまで8分
という日本データ相似の性能が書かれてあるけど
飛行テストでは
340マイル(547q/h)が最大速度だったと注釈があったりする。

TAIC REPORT NO.38 APRIL 1945
COMPARATIVE PERFORMANCE BETWEEN ZAKE 52 AND THE P-38,P-51,P-47
の付属資料だと
さらに性能悪い52型のグラフあるけど
重量6600lb(約3000s)のグラフとほぼ同じだから過荷重なんだろう。