瑞星は小さいエンジンで栄に積み替えた。瑞星は小型エンジンだったと言うが
じつは排気量28リッターで栄の27リッターより大きく
そもそも金星ショートストローク化というわけで1300馬くらいなら発展の余地も無いワケではない

むしろ高回転が期待されたほどだったがバルブスプリングのトラブルを起こし断念される。
国産ダイムラーのときにも問題になるが、ドイツはスェーデン鋼でバネを作っていたのに対して
日本はアメリカ輸入くず鉄のため折りやすく、バネを作ることが苦手だった

瑞星はバルブスプリングを改修すれば高回転も期待できそうだがそれでは大掛かりになり
新型エンジンの折にしたほうがよかろう・・ということで瑞星は見捨てることになる