修辞設定ってのがあって、現代モノの小説などの場合は読者・視聴者側に予備知識を求めて説明を端折れる場合がある。
例えば自動車の操作法など劇中では説明不用だけれど、自動車の発明されていない時代で物語る場合はガジェットとして説明しなければならない。
SFやファンタジーの場合は、それが現在実在するモノの置き換えアイテムだったとしても、架空のガジェットなら説明を省くと不自然になったりする煩わしさもあるんよ。
例えば倫理的に公序良俗的にNGな事柄(X-Menなら人種差別とかね)をファンタジー設定で置き換えるというのは常套手段だよね。
でも、ハリーポッターにそれはないな。
大した事を物語るわけでもないのに、適当な物語上のルール設定を踏まえさせられる苦痛はマトリクスシリーズにも匹敵するわ。