、中印国境地域に中国軍が配備している15式軽戦車に対抗すべく、インドが2兆ウォン(約1900億円)を投じて外国製の戦車を「爆買い」しようとしており、韓国製のK21-105軽戦車が有力候補になっていると報じた。
K21-105は重量27トンで750馬力のエンジンを搭載、最高時速は70キロで、最大射程距離4キロの主砲に加え、対戦車ミサイル発射能力も持っているという。
インドの戦車調達の背景として、記事は中国の15式軽戦車が105ミリ砲と1000馬力のエンジンを備え、山地での高い機動力を持つのに対し、インドが保有する戦車は山地の作戦に不向きである点を挙げた。
そして、韓国のK21-105軽戦車以外に、ロシアの2S25スプルート-SDM、米英共同開発のM-8、インドネシアとトルコが共同開発した戦車などが候補に挙がっているとも伝えた。
その上で、匿名の軍事専門家が18日に環球時報の取材に対し「近年、韓国の軍需工業技術は大きく進歩したものの、基盤が不十分で外国技術に大きく依存している問題は解決していない。
K21-105軽戦車の原型であるK-21歩兵戦車は2度の漏水事故を起こし、乗組員1人が水死している。韓国の戦車にどれだけ欠陥があるかは、おそらく韓国自身も把握していないだろう」とコメントしたことを伝えている。