ロシアでは戦車が組み立てられる唯一の工場が停止した
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2022/03/22/7333502/

ウクライナ軍参謀本部によるとロシアのウラルヴァゴンザヴォードとチェリャビンスクトラクター工場が操業を停止した。
この二つの企業ではロシア軍と輸出向けに戦車やその他の装甲車両の製造を行っていたが海外から必要なコンポネートを
輸入できないために操業を中止しているとのこと。

特に戦車の射撃統制システム全体についてロシアは2014年のクリミア併合による制裁以降、ベラルーシ経由でフランスの
赤外線装置を入手しており、それがウクライナ侵攻による経済制裁で入手できなくなり、影響がでているとのこと。
 さらに西側の制裁は2000年代に登場した兵器の生産不可に直結するばかりでなく、以前に生産された兵器に搭載される
機器の修理が不可能になり、ロシアの軍産複合体全体に壊滅的な影響を及ぼしているとのこと。

最新のT-14アルマータはおろかT-90やT-72B3といった戦車の生産・修理に影響が出ることは必須であり、ロシアからT-90
などを購入している国に影響が出るのは間違いないだろう。