>>695
>両用車両の派生型にMBTの真似事させるのは荷が勝ちすぎでしょ?

強襲揚陸であれば歩兵を陸に揚げないと話にならない。中華な105ミリだって正式名称は「05式両棲突撃車」
で、結局は歩兵を支援するために作られている。そこに「主力戦車と兵員輸送装甲車の連携」なんぞ無い。

じゃあ突撃車って何よとググれば、真っ先に出てくるのは両棲突撃載具、英語ならAmphibious Assault
Vehicle、AAV7のことになる。戦車ならちゃんと坦克で別区分の両棲坦克がある。武装に軽戦車の流れを
汲む両棲坦克は、中国でも歩兵支援に鞍替えして消えているというオチ。

MBTと歩兵の連携であれば、まず戦車の機動力があってそれに歩兵を追いつかせるためにIFVをつける。
でも海岸線で橋頭堡を確保するために陣取り合戦やってるときにMBTの機動力だの迂回だのはまったく
意味がない。米海兵隊だって戦車の揚陸は内陸に拡大する段になる第二陣からだそうだし。

ケツ穴もそうだったけど、中華な105ミリに完全に幻惑されてるんじゃないかと。西側であまりにもメジャーな
戦車砲と同口径の大砲を積んでいるから、戦車だと。Wikiでも「中国は400両の戦車を揚陸できる、米ロを
抜いて世界最大規模」とか書いているのがいるけど、400両ってのは26トンの水陸両用戦闘車を、数だけは
多いLSTが、ビーチングしない、喫水の深いまま満載するという条件で合算した場合の数字で、ガチに40トン
のMBTをビーチングするなら積載量が1/4だかに減るわけで。

人の作る道具は目的をもって作られる、ことに税金を投じられるのであれば、という基本的なところも理解
せずに「ストライカー機動砲とか機動戦闘車とか中共05式両棲突撃車とか、類似性のある部隊の車両で
採用してる」とあれるほど単純にモノを決めつけてるようなヤツだから、貴殿のレスを理解しないかと。