いつぞやの『軍事研究』誌上で、文谷氏が・・・・・・ステルス機の「F35B」が本格的に実戦配備されれば、
露中の非ステルス戦闘機はもはや型落ち品で恐れるに足りず。
海上の航空優勢は西側海軍のモノになり、金食い虫のCVNも無用の長物と化す。
現行のCTOL機が担っている仕事はほぼF35Bでも賄える。
(できそうにもないのはE2の仕事ぐらいで、これもE2を燃料ギリギリで飛ばして、
足りない分は空中給油してやれば、あとはなんとでもなるだのなんだのと)
F35Bを積んだLHAとか、その手の類いの70〜80年代の『制海艦』構想に出てきた
如き軍艦が、新時代の寵児になる・・・・・・・という旨の文章を書いておられました。

でも、現行のEA18Gが受け持っている電子戦機としての任務を、リフトファンに
多大の容積を食われている【単座】のF35B(或いはその改造型)に任せることは
可能なのでしょうか?
後席に居座るNFO(操縦員ではない飛行将校)の雇用確保のために、敢えて復座で
電子戦機を飛ばしているとも思えないんですが。