開発当初の試算では、ハイチまでの輸送任務でC-130ではグアム経由で三泊四日かかるところを
XC-2ではホノルル経由で一泊二日で移動可能という見込み。
それが量産機の公表スペックだと民間航路での大陸間飛行が可能になるから、シアトル経由でほぼ
一昼夜で移動できる計算になる。

それに加えて航空路選定などの調整に要する時間も大幅に短縮できるとあれば、輸送任務における即応性は
従来機とは比較にならないほど向上する事が見込まれる訳で、あとは運用実績を積んで、それを具体的な
数値として証明するだけ。