じゃあ、コッチにはこれを貼ろう

キヨタニ発言集その3
XC-2編
内局や統幕筋からは実は、C-2は重量超過でペイロードは予定された30トンの半分程度しかない、
という話を聞きました。
さらに、機体は強度不足で後部外側は補強だらけ、内部はつっかえ棒がしてあったそうです。
で、業界筋から聞いた話なんですが、C-2はRNAVをもっていないと、RNAVがないと民間航路に乗り入れができません。
C-2の自主開発の理由の一つである民間航路を通って迅速に展開できる高速性をもつ、ということが無意味になります。
まず国産ありきの計画で有るという事なのでしょう

このような状況は以前から空幕も川重も知っていたのに何故RNAVをつけなかったのでしょうか。
RNAV関連の装備を搭載をするならば、仕様変更が必要となり、その調達および検証が必要となり、
追加の費用がかかります。
そうなれば更に実用化が遅れることになります。恐らく責任問題になることを避けたかったのでしょう。

ぼくはまずCXを開発し、それを量産してその後、PXの開発・生産に望むべきだと主張してきました。
C-2の生産数は二倍に拡大できたはずです。そうなれば大幅に調達コストは削減できたはずです。
A400Mの調達価格は1ドル100円ならばおおよそ146億円です。対してC-2の調達単価は約187億万円です。

川崎の担当に話を聞いたところ、まず不整地での運用は考えていない。舗装された2000メーター級の滑走路での
運用が前提であり、離着陸500メーターというのは緊急時ににはそれも可能というレベルであるとのことでした。
これはC-2が国内運用を前提としており、国内に2000メーター級の滑走路が増えており、これらを使うことを
前提として要求仕様が決定された、とのことです。
続く