他国からの武器輸出請求に関して米政府が審議を行い、可となれば国防総省の下部組織であるDSCAが議会通告を行うそうだ。
この通告はDSCAのWebサイトに公開されてて、韓国向けF-15SEやF-35Aもある。
ttp://www.dsca.mil/major-arms-sales/korea-f-35-joint-strike-fighter-aircraft
ttp://www.dsca.mil/major-arms-sales/korea-f-15-silent-eagle-aircraft-support

つまり、F-35AもF-15SEも議会通告は済んでるわけで、拒否されたという報道が無いことからどちらも承認されたと思われる。
ただし契約締結は別問題で、米韓政府間でFMS契約したという報道が無いならば、なんらかの事情でまだなのだろう。
F-15SEは韓国側からキャンセルしたのが経緯から明らかだが、F-35Aに関してはオフセット契約の内容が確定してないからかと。

F-35AのFMS契約報道が無いのは韓国の都合てのが真相で、韓国からすればFMSと国内法で定めるオフセット契約はセットなんだな。
技術移転の範囲について双方の合意が成立しなければF-35Aの契約も行われないという流れ。

米側は定められた移転禁止技術の原則を曲げるつもりはないだろう。だからこそ細分化した上での審査という譲歩をしたのかと。
韓国はF-4代替機としてのF-35A導入なわけだから、いつまでも引っ張るというわけにはいかないはずだけどねえ。
強がりを言ってるが恐らくは、米移転拒否技術の代わりとなるKF-X開発の必要技術取得に手当てがついてないてことなのかと。