普通のフェーズドアレーアンテナ
ビームの形成をアレーアンテナ内部のアナログ高周波回路でやる(=アナログビームフォーミング)
多数のビームを同時に形成可能にするにはアナログ高周波回路を物凄く大規模にする必要があるので
アンテナの小型化との兼ね合いもあって難しい
アレーアンテナに増幅器が内蔵されているか否かによってアクティブ式・パッシブ式の区別がある

DBF
ビームの形成をデジタル信号処理でやる
多数のビームを同時に形成可能にするとデジタル信号処理の演算負荷が膨れ上がるので
ビーム形成用の信号処理装置も大型化しがちだが
信号処理装置自体はアンテナと別置きにできるのでアンテナの大型化は問題にならない
多数のビームを同時に形成するにはこの方法を採用するのが一般的