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  ,―-y'"'~"~"~゙´  |  >96 スロットルを絞った後に手放ししたら最終的にどうなるかは、
  ヽ          ;:
  ミ:  ´-――- ` ミ   まず機体によって違うもさ。
  ゙,   づ⌒/⌒と ミ
  彡  .: : :⌒'⌒: : : ミ   そして同じ機体でも、等速水平飛行に必要な推力に対して
   '; (⌒):::::::::::::::: ⌒)   どれだけ絞ったかによって違うもさ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ただ一般的にはスロットルを絞って推力<空気抵抗 となったとき、
縦静安定がプラスの飛行機は位置エネルギーを運動エネルギーに転換して
スロットルを絞る前よりも低い高度での水平飛行に移行しようとするもさね。

推力<空気抵抗となるように操作し、ハンズオフ

すると、飛行機はこんな風に振舞うもさ。上下運動を始めるもさ。

 減速する→機首が下がる→降下を開始する→速度が上がる→機首が上がる→降下率が減少する(改行)
 →降下率がプラスに転じて高度が上がる→減速する→機首が下がる(以下略)

縦の動的安定がプラスであるなら、この上下運動の幅は時間経過と共に減少してゆき、やがて新たな飛行高度での等速水平飛行に移行するもさ。

無事に新たな高度での等速水平飛行に移行できるか、その前に墜落するかどうかは状況次第もさ。

細かいことを言うと、等速水平飛行しているように見え、乗っている人にも等速水平飛行していると感じられるときでも
この「高度の増減と加減速」は小さな振幅で常に生じているもさ。どの程度の振幅になるかは機体によって違うもさ。

長いタイムスパンで見るとき、飛行機はスラストの制御によって高度を制御するもさね。
短いタイムスパンで見ると推力の制御で速力を制御するもさ。

>95
キ44だったと思うもさ。滑走路の砂埃を吹き上げてしまって視界を塞ぐことが判り、死人が出ないうちに止めにしたもさね。