>>941
12.5mm耐弾とな?

96WAPCの問題点は幾つかあるが、個人的に特筆したいのは脱輪しやすい点と兵員室の側面窓だな
防衛省の技術評価にも指摘される通り、日本には戦場機動に耐えうるコンバットタイヤが存在しないのねん
そのためか機動戦闘車はミシュラン製のタイヤを装備した
現在、96WAPCはブリジストン製ランフラットタイヤを履いてるが、玖珠駐屯地では訓練展示でタイヤが外れ、災害派遣では横転し、ヤキマ演習場では釘や薬莢を踏んでパンクすることが報道された
兵員室の側面窓は防弾性を下げてしまうし、肝心の視察性にしても経年や紫外線、高温多湿などによる劣化のために白く濁り殆ど見えなくなってる
防護性も、ドイツやフィンランド、フランスなどで、付加装甲込みで30mmAPDSに抗堪する装甲車が作られている現状では、ちょっと時代遅れの感が否めん
96WAPCはイラクやジブチにも派遣されてるが出動することは殆どなく、宿営地に籠りっぱなしらしい
近いうちに後継である装輪装甲車(改)によって更新されるので、この新装備に期待したいね