>>338
イラク戦争後の治安任務では市街地でIED自爆テロ犯などへのマンストッピングで
5.56ミリ弾より7.62ミリ弾やM500など散弾銃が優れていた
またIED処理の場合距離をとって7.62ミリで撃って爆発処理なんてのもやってた
同一距離では7.62ミリ弾の方が5.56ミリ弾より
マンストッピングパワーで優れているためこのように使用された

アフガンでの対テロ戦争ではマンハントでもあったんで
アフガンの緑のない山岳地帯では分隊支援火器でミニミだと重いし直ぐに狙われるんで
米海兵隊は近代化M4をヘビィバレル化したM27IARを採用
5.56ミリで機動性と精度を求めたわけだわな

基本木々の少ない山の山岳戦は機動性、中長距離戦になってくるんで
機動性があり中長距離でも対応できる銃がが求められる機会が増えた
7.62ミリでいいやんという方向も当然出てきた
それがバトルライフルでそんな概念が一躍ミリタリー界隈に出てきたのもその頃ですからね

本邦は国土の七割が山林でそんなところで山岳戦すると
ベトナムの要素とアフガンの要素をごちゃまぜにしたようなもんになるでしょうな
だから89式がああなったのもわかる気がしますわな
カービンに準ずるくらいの全長、銃身の長さ、軽さ

そういう意味で89式ってM27 IARの先取り的な要素を含んでいる銃と言えるかもね