>>707
水中音響通信技術は既に民間でも研究開発・各種実用化が行われていて報告書が公開されている
「平成16年度水中音響通信の高度化による海洋産業の発展と新事業創出等効果に関する調査研究報告書」
ttp://www.jmf.or.jp/japanese/houkokusho/kensaku/pdf/2005/16kodoka_15.pdf
これを読めば水中音響通信技術の現状や将来性・課題がある程度見えてくるかと

例えば深海巡航型AUV「うらしま」には母船からのコマンド伝送速度2400bps,「うらしま」からの
データ伝送速度16〜32kbpsのものが搭載されている
KDDIはデータ伝送速度16〜64kbps(静止画像伝送用)の水中音響通信を用いた海底ケーブル調査用AUV
「AQUA EXPLORER」を実用化している

島津製作所の「水中光無線通信」は通信距離は短いがデータ伝送速度が20Mbpsとケタ違いに高いわけで
これからは其々の長所を生かしたシステム構築や併用システムが研究開発されていくんじゃないかな
防衛省の研究開発品は軍用に供するわけで耐妨害性の研究等が開発の肝になるんだろう