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日本語の翻訳がありました。

A400Mに苦しむエアバスがついに年間生産数削減の調整策行使に追い込まれた
3月 08, 2018
https://aviation-space-business.blogspot.jp/2018/03/a400m.html

エアバスはA400M戦術輸送機の最終組み立て機数を大幅削減し、2017年の年間19機が2020年にわずか8機になる。

「生産調整で2020年から年間8機体制に移行します。2018年は15機、2019年は11機とします」と同社は発表。
「この生産調整はローンチカスタマー各国との協議に基づくもの」とし、防衛宇宙事業部が「別途輸出営業を続ける」としている。

エアバスはヨーロッパ7か国のアトラス導入国と2月はじめに意向確認書を取り交わし、合計170機の受注分の見直しで
合意できている。これをうけて同社は「巨額財務負担」の緩和を狙い、生産遅延と戦術性能の後付け搭載に対応する。

新生産計画は3月7日に発表され、エアバス・ディフェンス&スペースは受注174機のうち2019年に80機納入を達成し
唯一の海外発注国マレーシア向け納入も含む。年間生産数を8機に減らし、受注残分の生産を12年間かけて完了する。
そのため生産は2030年代初めまで続く。

A400Mでの生産変更の案内と並行してエアバス民生機部門はA380年間生産数も2020年から6機に減らすと発表した。
二つの措置でフランス、ドイツ、スペイン、英国で計3,700名分の雇用が影響を受ける。

「エアバスとして最善の生産管理で製品完成が順調に進むよう努力していきます。「今回の生産調整の決定により顧客、
サプライチェーン全体や当社従業員に今後の状況がわかりやすくなります」と同社は発表。■