>>21

だね。旅順攻防戦で、かの28サンチ榴弾砲を送ろう、と提案したのは有坂で、
それを通したのが山縣。
要塞のベトンの厚みを事前に諜報で知っていて、今、陸軍にある砲では抜けない、
と、海岸要塞砲を送ったんだよな。
山縣は、元老にありがちな欠点はあったが、親分子分的な囲い込みを好いた、と
いうのと、宮中某大事件以外は、あまり瑕疵は無かった。前者は、良い意味での、
長州人に珍しい親分タイプだ。薩摩人の村田経芳をまず重用したが、彼はクラ
フトマン型だったので上手く見切り、長州人の有坂にバトンタッチさせた。
アリサカの三八式が、未だに、スナイパー競技では無敵とまで言われ、強いクラブ
だと九九式縛りがあるほど。三八式だと、当りすぎるので勝負にならんから、だそうな。

ミツル先生作品だと、りザードなんかのスナイプは必ず当る系だが、自分は撃ってない
から、大藪春彦みたいに、スナイプ銃の調整のシーンなんかが描けない。
冬の山奥でテント泊しながら銃調整して、最後に実包を使用環境位の温度に併せて最終
調整して、更に、OKしたらクリーング後に適当に2−3発撃っておく、なんて描写は
できないだろうねー(棒