>>779
ドイツも日本陸軍も古くは皿型のテラーフォルムが基本
ただリフトホーフェンみたいに古くてもクラッシュ型にしていた洒落者はいた
時代が下るとドイツだとマチが高くなったり鞍型のザッテルフォルムやクラッシュ型が増えて、日本陸軍でもマチが高くなったり洒落たチェッコ式やロス式やクラッシュ型やチェッコ+ロスやロス+クラッシュの組み合わせなんかが流行
これよく誤解されてるけど、ロス式は文字通りロシア軍風を意味してクラウン部分の横への張り出しが強い軍帽を意味して、従来の古典的な軍帽とは異なるちゃんとした流行品
大阪偕行社のカタログでもロス式は従来品とはちゃんと区別されてる。従来のテラーフォルムをロス式と称しこれを大人しい保守的な形とするのは間違い

日本海軍はバカに保守的だから将校特務士官准士官の軍帽には全くといっていいほどこういう洒落た形は使ってない、45年の敗戦までクラウンが低いテラーフォルムに固執
一部の下士官や末期に予備士官がテラーフォルムの地味な軍帽のトップ部分の芯を無理に曲げて、正面から見て山型に尖らせる涙ぐましい改造はあったくらい