IS系メディア創設者死亡か=避難先に空爆−シリア

 【カイロ時事】AFP通信によると、過激派組織「イスラム国」(IS)系メディア「アマク通信」の共同創設者で、
シリア人のバラア・カデク氏が29日、シリア東部マヤディーンで米軍主導の有志連合による空爆で死亡した。
反体制派活動家の話として31日報じた。
 シリア北部アレッポでジャーナリストをしていたカデク氏は、2013年にISに合流。
14年に他の活動家らとアマク通信を立ち上げたとされる。AFPによれば、ISが首都と称する北部ラッカを拠点としたが、
有志連合の支援を受ける民兵組織「シリア民主軍」の攻勢が強まり、4カ月前にマヤディーンに避難したという。
 アマク通信は、ISが起こしたテロの事実上の犯行声明をいち早く報じることで知られる。
カデク氏の仲間の活動家はフェイスブック上で「空爆で娘も一緒に死亡した」と伝えている。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060100240&;g=int