>>737
いや、半永久的な混乱を目指してたのは欧米・サウジ・トルコ・カタルのことを言っていたんであって、ロシアによってカオスは収束されてきているよね
欧米・サウジ・トルコ・カタルは、シリア地域で中央集権的な統一国家が保てなくなること、分権化されたレバノン的な弱い国家に至ること(イラクで実験してたみたいな)、安全保障上のコスト安を目指してたと考えてる
だから、反体制派による新生統一シリア国家の成立も、望んでいなかったと考えてる
強くなってしまったら、操縦しきれないでしょ

そこらへんはロシアもある意味同じ穴の狢で、与するアサド政権が第一勢力であることを望む部分では欧米で異なるものの、強過ぎるアサド政権でも困る、自立した統一シリア国家の大復活までは要らない、って点では欧米と一致する

そんなそれぞれの思惑が、コスト的に折り合った地点が、ここんとこの「緊張緩和地帯」合意の進行だろね