先生、最近憲法の話が色々と世間を賑わせております
他国のそれを考えるとアメリカの憲法では国民が銃を持つ権利を認めておりますが、日本では時に驚きをもって語られるこの権利は、国家が国民を信頼しているから成り立つものではないでしょうか
大多数の国民は武装してもそれを悪事には使わないという前提に立たないとこのようなルールを制定など出来ないでしょう
つまり国家が国民の理性を信じていることになります
一方日本では憲法に国民の武装に関して規定はなく、御承知のごとく銃規制は厳しいものとなっています(第二次大戦以前は拳銃が市販されていましたが)
古い歴史を見ると秀吉の刀狩りもあり、江戸時代には武士の刀にも長さが定められていました
歴史的に日本では権力者が国民にさほど信頼を置いてない傾向があるような気がします
もしこのような状況のままで政府が憲法を改正して兵役を導入しようとしたとしたら、大いなる矛盾を持つのではと考えます
信頼していない不特定多数に武器を与えて訓練しようというのですから
先生はどのようにお考えになりますか