T-14戦車の主砲はT-72/T-90戦車シリーズと同じ125mm滑腔砲であるが、新たに開発された長砲身の55口径125mm滑腔砲2A82-1Mが採用されている。
「ヴァキューム1」APFSDSは900mm長の劣化ウラン弾芯を内蔵しており、射距離2,000mにおいてRHA換算で1,000mm相当の装甲貫徹力を有する。
西側MBTの主砲の中で現在最高の威力を備えている、ドイツのラインメタル社製の55口径120mm滑腔砲の同条件における装甲貫徹力が
RHA換算で810mmといわれているので、いかにT-14戦車の主砲が強力か分かる。