レンチュラがワスプ系の空冷エンジンが成功したのはクランクケースを鍛造の削りだしにしたことだ。
さらに海軍が援助した。提督たちはレンチュラに「軽い高性能エンジンができるなら」
応援は惜しまないと約束した。

英国ロールスロイスもケストレルではアルミの塊からシリンダーブロックを削りだしという
新工法を採用した。軽量であり何も問題はなかった
ただし機械加工にお金がかかると指摘されたがこれが後のパワーアップにつながっていく

誉は最重要のクランクケースを鋼の削りだしにした。しかしシリンダーの冷却フィンは
アルミ板植え込み、のちにただの鋳造の手抜きだ
同時期にライト・サイクロンは冷却フィンにいたるまでアルミ鍛造のけずり出し
旋盤加工は手間がかることであるが航空エンジンは手抜きでは駄目な部分なのだ
アメリカ人は安物も好きであるが手抜きできない部分はよく熟知してた