>>161
「空警」だっけ、帝国陸軍は早い時期からレーダーの可能性と重要性とを正しく理解してレーダー開発・実戦配備を進めた結果
実際に大いに役立った

大戦が始まって実際に重大な損害が出るまでレーダーに対して「闇夜の提灯だ」などと幹部クラスが妄言を吐いて無知・無理解であり続けたのは帝国海軍

戦後の長い間、陸軍悪玉・海軍善玉説が流布された結果、陸軍の優れた施策のほとんどは歴史の闇の中に埋没されてきたから
「海軍はレーダーに無理解だった」という一事を以て、「日本の軍部全てがレーダーに無理解だった」と誤解されてしまっている

戦闘機にしても軍ヲタ以外の一般の人々でも零戦や紫電改や雷電といった海軍戦闘機は実力以上に称賛するが
陸軍戦闘機は実際の能力や戦績に見合った評価を一般の人々からは受けられていないどころか
そもそも殆どの一般の人々は疾風や鍾馗や飛燕の名を忘れ去ってしまうどころか最初からそれらの名前を知りもしないのが現状
(戦後の漫画も「ゼロ戦はやと」/「ゼロ戦太郎」とか「紫電改のタカ」とか海軍戦闘機が主役のばっかりだしね)