例えば、陸軍側の視点から見た11/1の上空掩護の内容はこうなる。

この日は四式戦だけではなく、三式戦も一式戦も上空掩護を行っている。

掩護計画としては三式戦と一式戦が常時十数機船団上に3交替で張り付き、
危険度の高い早朝・夕刻・オルモック到着時に四式戦をその上層に配置することとした。
四式戦の出撃単位は6〜8機。

まず早朝、四式戦6機と襲撃機3機が出発。
0920のB-24によるパゴロド空襲があり三式戦・四式戦全可動機で迎撃して撃退、
ただしこのため船団掩護の四式戦が予定の半数の4機になる。

1010のP-38約20機による各飛行場攻撃は阻止できず。
戦闘機や基地に大きな損害を受け午前遅くに四式戦6機が出動。

オルモック入港直前P-38 12 機の触接を受けるもちょうど掩護機の交替時期のため
在空機が二十数機になっておりこれを撃退。

海軍も、制空のため零戦37機、紫電11機を出している。