>>934
沖縄がアショア配備地点として軍事的に合理的だと書いたが、
対中において(MDとしての)アショア配備そのものがコスト的に非合理なのが問題だ
沖縄本島から宮古島を守ることはできない
SM-3はコストが、SM-6は射程が問題となるためだ(SM-6の射程がぎりぎり届いても、飛翔時間が長すぎる)

仮に沖縄に配備するのであればそれはMDとしての文脈でなく、A2AD的な意味合いを主にすべきである
具体的にはSM-6やハープーン等搭載セルの各島嶼への分散配備およびE-2DやF-35等とのCEC能力確保
(この場合SPY-1もイージスシステムも必ずしも必要ではなく、アショアと呼べるか疑問だが)

そもそも沖縄配備はあくまで軍事的に重要なグアムを有効に守れるという点で有力なのであり、
日本国民を守るという視点においては対中であっても北九州のほうが配備地点として優先順位は高い
また、軍事的にはMDで中国と張り合うこと自体が現状無謀でもある
少なくとも日本が導入するアショアの最初の2基は沖縄は不適である(個人的に3基目は能登半島と並んで有力と見る)