そもそも機動戦闘車の開発は、戦車を削減されてポストが減ることを恐れた機甲化将官が捻り出した物に過ぎません、その思惑も財務省の指摘で戦車枠に入れられ潰えましたが

だいたいゲリコマ戦に105mm砲は不要です。威力が大きすぎます
76mm砲か90mmにすべきでした
わざわざ74式と入れ換える位なら、74式の改修で充分です。74式の105mm砲なら威力もちょうどよかった

事実、チェンタウロの改良型であるチェンタウロ2では、105mm砲は威力不足であると言う理由で120mm砲に換装されました

補給や砲弾製造の点からも問題です
現在自衛隊は、74式、90式、10式と3種類の戦車を使用しています
使用する砲弾も互換性がないためそれぞれの専用砲弾を用意しているのです
ここに機動戦闘車用の砲弾が加わるのです

全くのムダでしかありません
また、ゲリコマ戦用だと言いながら、その為の専用砲弾の用意すらありません

はっきり言って、自衛隊は実戦の可能性を全く考えていないのです

有事にはこのような自衛隊を頼るしかない国民は不幸だと言えるでしょう