「報道特集」で昭和史を研究する保阪正康さんは、
一般人について「昭和の歴史の勉強が今ほど必要な時はないと思うんですよ」とした上で、
政府の言うことを聞いて、何も反体制的なことは考えずに、一生懸命働いて、
そして政府の言いなりになっている人が、一般人ということになりませんか」
「想像力も、日常の批判の目も、現実に対する意識も全部捨てなさい。
それが『一般の人』じゃないですか」…。


治安維持法が拡大解釈をされ、暴走する権力や軍部に異を唱える者を徹底的に排除した
戦前の歴史を繰り返さないために銘記すべき言葉と私は思う。