>>1
早急な戦力化ができる見通しがなく、(歩兵)の補助である牽引砲のさらなる補助だったから
自走砲はまだまだ新ジャンルの部類で陸軍上層部への一定の信頼も築けてない。

陸軍が自走砲開発にやる気出した段階では、自走砲は戦車のように欧州大戦で戦果を出したという実績がないどころか
自走砲開発のきっかけとなった欧州列強でさえ、(戦車と比べれば)運用経験や研究の積み重ねが少ない
「ソ連や英国が新兵器開発し始めてるから一応研究してみるか。」みたいな。
そんなんだから使い道は(試作ができた段階ですら)固まり切ってないし、訓練法も編成も模索の状態、
戦車の時みたいに欧米の使い方を参考にするということもできない。
一応近い兵器として貨車山砲があるけどあれはあれで微妙に違うし、火砲を車上に乗せたまま使うシロモノではない

>>2
陸軍が30年代より重視していたのは、量産性と一程度の軽さで
搭載砲がー閉鎖機がー、曲射か直射か、肩当て辺りの細かい機構は兵科側が悩むことで
極端な話、陸軍側はどちらでもいい