>>554
専守防衛は一見軍事的に非合理そのものであるように見えるかもしれないが、
より戦略的な観点からみると利点も存在することがわかる

抑制的なドクトリンと装備体系は奇襲可能性(=我の奇襲を相手が警戒し、相手の軍拡や危機に際しての先制攻撃を誘発する)を低減し、
不要なエスカレーションを防ぐことが期待できる

このような視点が欠落していると、北朝鮮のごとく「弾道弾と核」という戦術的な最適解のみを追求し視野狭窄に陥る
(現在の朝鮮半島の緊張を見て、北朝鮮のやり方があの国自身にとって最適解だったと考える者はそういないだろう)

ちなみにこのような考え方は前スレ>>878のpdfで言及されている
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1492689590/878