首相「一帯一路に協力」初の表明…関係改善狙う
読売新聞 6/6(火) 0:26配信

安倍首相は5日、東京都内で講演し、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」について、
「(同構想が)国際社会の共通の考え方を十分に取り入れることで、環太平洋の自由で公正な経済圏に良質な形で融合し、
地域と世界の平和と繁栄に貢献していくことを期待する。日本は、こうした観点からの協力をしたい」と述べた。

首相が、条件付きながらも同構想への「協力」を表明するのは初めて。

首相は「国際社会共通の考え方」について、「(構想に伴うインフラ整備は)万人が利用でき、透明で公正な調達による」
「借り入れ国が債務を返済可能で、財政の健全性が損なわれない」と説明した。(後略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170606-00050001-yom-pol

これってパヨクどもは意図的にかあるいは内容もよく読まずに「アベが遂に中国様の軍門に下った♪」
とウレションではしゃいでますが、先の日本のAIIB加盟に際して提示した条件と同じで、一路一帯構想の根幹部分を
見直し、運営を透明化したら日本も入っていいかも・・ と言ってるに過ぎないんですよな。

AIIBにしろ一路一帯構想にしろ、現状では一事が万事全ての事案が中南海の密室で決められ、その他の国には
殆ど発言権の無い「中国の中国による中国の為の組織」でしかないから、その辺を改めない限り日本が加盟する
メリットが無さ過ぎるし、それは米国も同じです。

しかし中国にしても、米日と言う二大経済大国にソッポを向かれたままでは、AIIBも一路一帯構想もその資金の殆どを
自前で賄わねばならず、「国内の過剰生産物資の国外消費促進」という本来の目的が果たせなくなります。

だからこそ、日米も中国に対して足元を見て強気な条件闘争を仕掛けられるのですが。