P21の効果判定、これはAPFSDSのトレーサーすら目視じゃ負えなくなってきたから
センサーが役割を引き継いで命中したかどうかの判定を行うってことだな
うーんシンプル

P61-62
90式に使われていたのは赤外線画像で輝度の高い部分を目標として追尾するとき
使用するのは周囲に比べ輝度が高い画素単体(あるいはごく狭い範囲)であった
10式では輝度が高くなっている部分をエリアとしてとらえ、追尾を行うことで
地面なんかに散在する輝度の高い箇所、クラッタがセンサ内に入ってきても
面積の違いなどから別物と判断できるのでイレギュラーなものとし、判定から除外する

さらに同じ範囲を写した可視光線の画像でも背景とオブジェクトを切り離して抽出し
赤外線画像と合わせることで地平線や樹木などターゲットになりえないものを
やはりイレギュラーとして判定から除外するんだ
で、赤外線でノイズが激しい時には可視光線、また逆で追尾を行うことで追尾から
逃さないようになっている、とね

テンプレートっていうのは二つの画像から抽出した目標を切り出した四角のエリアであって
それが画面中に目標候補として枠線でピックアップされるんだよ