自衛隊の陸将補にまでなった佐々木春隆氏が、
戦争中に華南、桂林と転戦した時のことを書いた書籍がいくつか出ている。
そこにも住民からの食糧徴発が日常の様に書いてある。
ゲリラに逢わないように分隊規模で念のために軽機関銃つけたりとかの描写もある。

自分の足で歩くしかない日本軍は武器弾薬を携行するので精一杯で食料は基本現地調達。
降伏した中国兵のうち敵意の無い者を人夫として連れて歩き、人夫に装備や武器を持たせ手ぶらで歩くものも多く、
部隊の人数より人夫の方が多いということもあった。
それというのも中国兵は解放されても行くところがなく、食わせてもらえるならと日本軍と一緒に行動したがった。