P51は日本で審査したら別に大したことはない、ドイツから輸入したFw190(ゼロ戦と同時期)
のほうが加速性、運動性などは良いことはわかってしまってる
42リッター大排気量で1700馬力のエンジンだからあたり前のことだけど
27リッター小排気量のスピットファイアもFw190の性能にだいぶ苦しめられ不利だと報告してる

スピットファイアよりずっと重い、重戦闘機的な性格のマスタングがおなじ小さいエンジンで
Fw190にかなうわけないだろうと
P51とスピットの保存機体を両方所有するアメリカ人は
「P51のカタログ性能はいいけど実際飛ぶとスピットのほうがずっと良い。軽いことは素晴らしい」と結論してる

P51はとりわけ優れた部分があったわけでなくP40の簡易版だ
構造を簡単にするために外板を厚くするなど強度をもたせる改良に追われ結果的に
数百キロ重くなってしまい、このときに英国は受取拒否してもよかったのだが
じっさいとんでみたらスピットファイアより50キロ高速ということでなっとくした
それは仕上げに定評のあるノース社がけんめいに外板を磨いて整えたからで、特に優れた点ではない