航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが同県沖の太平洋に墜落した事故に関し、
政府が原因究明のための捜索を打ち切り、
安全管理を徹底した上で同型12機の飛行を近く再開させる方針を固めたことが4日、政府関係者への取材で分かった。

 関係者によると、機体の大半や操縦士は見つかっておらず、共に訓練していた3機が取得した事故機の位置情報などから原因を調べていた。
F35Aの機体同士でデータを共有するシステムや地上レーダーの記録に基づき、
当時の様子が一定程度再現できたとみられる。

 防衛省は事故発生直後から、三沢基地に配備済みの12機の飛行を見合わせた。