>>350
 夜戦であの距離(20,000yd)としては好成績すぎる5%の命中率と仮定しても発射数が300発弱ですから命中弾14発、
砲撃前に命中した魚雷と合わせても山城が沈むかどうか微妙な弾数にしかなりません。3%なら8発です。
 また砲戦時間が短いので仮に砲撃で致命傷を受けていたとしてもそれで沈む前にとどめの魚雷が当たったことになるでしょうね。
砲撃だけで沈めるのは爆沈でもしなければ時間がかかるものです。5,500t軽巡だって砲撃だけではなかなか沈まなかったことが想起されます。

>>353
 多数の砲弾が命中したことは証言が残っています。
戦艦の砲弾がどれほど含まれているかは主砲塔3基が砲撃で沈黙したとされることなどから複数発が短時間に命中したと推定するしかありませんが、
12,000~14,000ydの巡洋艦群もかなり当てていることは確かです。この距離でも夜の砲戦としてかなりの距離です。まして巡洋艦のそれとしては尚のこと。
 そのころ最上も主として巡洋艦群から少なくとも30発前後(その他未確認多数あり)とされる被弾をしています。
その後の追撃戦でも更に数発以上被弾しましたが、スリガオの砲撃も短時間ながら仕事をしたと言えるでしょう。