>>661
前にも書いたけど、新見氏は、1922年に戦艦は未完成のまま絶滅を運命付けられたというのが基本的な立場だから
新戦艦になってからの防御力強化の試みに意味を見出していない
艦艇研究者としては異色の人物と言える

液層防御もそうだし、傾斜装甲やタートルバックなど、条約以降の装甲そのものについてもこの本には書かれていない

ジュットランドで装甲押し込まれが多数発生したことは詳細に書いているが、大和型はこの戦訓をどう評価したのか、新見氏は書いていないが気になるところ

牧野氏は、モックアップへの実弾射撃で装甲押し込まれは把握していながら、押し込まれた装甲はすぐに元に戻ったから、構造面の改善に繋がらなかったと言っているね