>>727
なお、サウスダコタとの比較について

サウスダコタは、大和型同様、上下装甲の継手が弱点とされたことは知っている
ただ、その原因は大和型のようなリベットかどうかは知らない
おそらく違うだろう

だいたい、水中防御装甲は水中弾の効果が認識されてから装備が始まった新しいものだからね
日米とも装甲は上下分離とせざるを得ず、継手が弱点となった

アメリカはそれ以後も戦艦の建造が進んだから、アイオワ級では装甲の取り付け構造を前級よりは改善したし、モンタナでは上下装甲を分離して装備している
日本でも大和型以降の戦艦があれば改善されただろう

つまり、大和型やサウスダコタ型の時期は水中防御装甲の第1世代で、取り付け構造はまだ試行錯誤中で、それぞれ弱点を内包していたということ

液層防御にしても、翔鶴や大鳳では採用されているから、大和型以降の戦艦があれば液層採用の可能性はあったのではと思う