>>765
リンク先の図、重油層の位置など、正確性に疑問があるが、リシュは船体規模のわりに防御の
奥行きを取れてるけど、重油タンクが細分化されていないのが惜しい。艦全体の安定性と予備浮力
の不足も相まって、図を見た印象ほどには艦の水中防御能力は高くないと思う。

TNT400〜500kg相当の水中防御っていうのはだいぶ難くて、戦後のフォレスタル級空母でも
公開された艦内図を見る限り達成できてるかどうかは怪しい。構造奥行きも6mぐらいしかないし。


モンタナの構造も実験、実証はされておらず、取り入れられた戦訓は真珠湾までのもの。
牧野氏も指摘する防御の連続性、第三甲板(水面と同レベルの甲板)破損の懸念は残る。
もし舷側装甲の支持強度を第三甲板にも担わせていれば、その場合支持構造の強度が低下
するって事にもなるだろうし。