高須院長が都議選総括「反安倍派が喜ぶのはとんだ見当違い」
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170708/soc1707080009-n1.html

 −−東京都議選が終了しました。小池百合子都知事率いる都民ファーストの会が大躍進し、小池知事を支持する公明党と合わせて過半数を獲得。自民党は大敗という結果でした。

 高須:議席数だけを見るとたしかに自民党の大敗だけど、実際のところは非自民党系の保守勢力が台頭したというほうが正しいんじゃないかな。
そもそも、小池さんは憲法改正に積極的だし、核武装容認派なんだからだね。本来政策だけを見たら、安倍政権にものすごく近いわけだ。
今回の選挙結果は、都民の自民党に対する不信感が表れたものかもしれないけど、結果としては保守勢力がより強くなった。「自民党が負けた!」と反安倍派が喜ぶのはとんだ見当違いだよ。

 −−今回の選挙戦では、秋葉原での安倍首相の街頭演説の時に「安倍やめろ」コールが起きたと報じられるなど、「反安倍キャンペーン」とも呼ぶべき報道も少なくありませんでした。

 高須:でも、「安倍やめろ」と叫んでいた人たちは、ほんの100人程度だったっていう話じゃない。しかも「プロ市民」なんて揶揄されている市民運動家ばかりでしょう。
それは一部の人の意見であったとしても、国民を代表した声とはいい難い。なのに、あたかも「都民が安倍政権を批判している!」なんていう感じで報道するのもどうかと思うね。

 そうやって安倍批判をした結果、別の保守勢力が圧勝するというのも、皮肉な結果だね。「安倍やめろ」コールを扇動していたのは、いわゆる左翼の人々でしょ。
なのに、改憲派の小池さんが勝ったというのは、都民がいかに正しい選択をしているかということを表しているのかもね。
今回の選挙戦で左翼の人たちは、改憲派に対してすごくいいサポートをしてくれた(笑い)。まあでも、本人たちは「自民が負けた!」と喜んでいるみたいだから、その事実に気づいていないのかもしれないけどね。

 反安倍派現実を思い知らされる。都議選は実質改憲派の敗北という現実。ただの自民党のお家騒動。ほとんど古泉劇場みたいなものだという本質