◆九十九里砲兵主要配置
某資料より簡易版を作成したので後でUP

強力な八日市場臨時砲台だけでなく、飯岡臨時砲台、香取付近の師団重砲なども展開し東金地区以上の砲兵密度…

◆米参謀本部の作戦計画資料
有名なマッカーサーの参謀研究以外の初期検討資料

https://core.ac.uk/download/pdf/59317208.pdf

この図5のルート2が銚子〜利根川ルート

さて、その火力指向方面である八日市場〜旭地区ですが、広い干拓農地が広がり、広大な田園となっています。
林も殆どなく、ほぼ身を隠す部分はありません。

※八日市場城址の展望台
※旭地区の萬歳自然公園の展望台
※飯岡展望台+(当時の観測所遺構&飯岡砲台の位置も確認)

を廻り実際に見てきたし、田園地帯も走行してきました。

以上から
初期においては内陸持久後の反撃ではあっても、それは遮蔽物の殆どない開豁地に蝟集する米上陸部隊に対し
最大限の火力を集中する態勢を整えようとしていたと見るべきでしょう。