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>日本の主権は、本州、九州、四国、北海道と小島に制限された

このように
主権を手放した他の地域(つまり主権を手放す事を要求された地域)に対し、
日本がなにか言える立場ではない事は明白

※宣言は日本が提案や選択したものではなく、連合国から要求されたものである。
 この時点で内容に対し日本側に選択や介入の余地は一切存在しない。

この要求を日本が認めないと主張=本土決戦=本土荒廃=国家存続さえも危うい
それを避けるのが当時の日本の選択

ちなみに主権を放棄した後は、連合軍側の問題でしかない
(主権がないのだから当然)

※軍部は本土決戦を実施=条件緩和で講和を考えていた
 それはあくまでも軍部であり、日本国家ではない。
 (ただし軍部も可能性0で主張してた訳ではなく、それなりの可能性を追っていた)
 (しかし最終的に政治がその選択を拒否し、即時全面降伏を選択したということ)

太平洋戦争末期は、この軍部と政治の相反や二重性を理解していないと全般経緯を理解できない。
常に日本は一つの意思であったなどという単純な理解では決して理解は出来ない。

私が本土決戦を重視する理由は、政治側の意図は周知されているが
軍部側の意図はあまり理解が進んでいないからです。