>>578
いわゆる「佐藤節」はさすがになかなかね…
読んでて時々ゾクゾクっと何か魂を震わせる場面がある。
それが史実や他の創作からのオマージュだと言われても、その使い方がうまいからたまらない。

その理由に、「作中における日常の平凡さとの落差」もあるかも。
作中の日常風景がともするとグルメ関係とか街歩きとか別ジャンルにすら思えるのに、いざとなると
狂戦士の宴になるという、アレはなかなか真似できない。

部下が次々と肉片に変わる中を対潜砲でパンテルIIを吹き飛ばしてた人物が、別な場面だとチリ紙や
羊羹の所要数を計算してるんだもんな…