アングル:銀行がロンドン脱出準備加速、英政府の対策手遅れか

ロイターがロンドンの大手銀を取材したところ5行のトップが、移行期間について合意がまとまるのは欧州委員会との協議が終盤に入ってからとなる公算が大きく、既に人員の再配置に着手したと述べた。
ある大手行トップは「銀行が移行期間で合意を求めていた時期は過ぎ去った」と冷ややかだ。この銀行は英政府の動きとは関係なく、数百人規模のポストを欧州大陸に移すことを決めたという。
英大手行の会長はロイターのインタビューで、このところ緊急対応策の策定を求めるよう従業員から突き上げられており、夏の終わりまでには策定にゴーサインを出さざるを得ないだろうと明かした。
「毎日だれかが私のオフィスを訪れ、緊急対応策作りを始めるよう迫っている」と話した。
企業側は、英国が離脱交渉の終盤に至っても移行期間で合意できるか危ぶんでいる。国外居住者の権利など、離脱条件での合意を優先しなければならないからだ。
メイ英首相がEU司法裁判所の権限受け入れを拒否しているため、英国が移行期間について協議入りし、なんらかの合意をまとめる作業は難航しそうだ。

http://jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN19X0BI

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