「日本はEUを選んだ」日欧EPAでイギリスが受けた衝撃
http://news.livedoor.com/article/detail/13330352/
イギリスでは、今後の日英関係に楽観的な見方もあるが、日本からの投資やそれに伴う雇用が
国外に流出する可能性も指摘されており、ブレグジットの現実を垣間見る機会となりそうだ。

◆EUは大喜び。イギリスへのあてつけか?
日欧EPAの大枠合意後、ドナルド・トゥスク欧州理事会常任議長はツイッターで
「我々は成し遂げた」、「グローバルなヨーロッパ!」と日欧EPAを賛辞しており、
やっかいなEUの官僚主義を逃れ、賢く自由な貿易国「グローバルなイギリス」を目指すとしたメイ英首相へのあからさまなジャブだった、
とフィナンシャル・タイムズ紙(FT)は解説している。

◆金融界は着々とリスク回避へ。どうなるイギリス?
ポリティコは、イギリスがこのままEUの貿易圏に残れば日本にとっては好都合だと述べるが、ガーディアン紙によれば、
安倍首相は離脱がハード・ブレグジットになることを予測し、その行方は日本政府の手の及ぶ範囲にはないと
親しい政府関係者に語ったという。
ちなみに日本は昨年9月に、ブレグジットの日本企業への被害を最小限に抑えるようイギリスに要望書を送っている。
要望書の中で、日本はイギリスに多大な投資と雇用創出で貢献しているとし、
責任をもってイギリスはそれに応えるべきだと述べている。
また、EUへのアクセスが無くなれば、金融機関はイギリスから出て行くこともあると警告している。
当時、全く戦略のないメイ首相に対し、日本の細かく厳しい主張は必読だとしたビジネスインサイダー誌の記事は、
10日にインデペンデント紙に再掲載され、2日で800を超える賛否のコメントが寄せられている。
今回の日欧EPAへのイギリス人の関心は、ブレグジット後のリスクという点でかなり高いようだ。