この記事を書いたのは誰でしょう?
将来のMBTは軽量戦車という選択はありか?
http://agora-web.jp/archives/2027586.html
こういう記事がでると「ほら、10式戦車は時代の最先端だ」と小躍りする戦車マニアがいるでしょうが、残念ながらそうではありません。10式は単なる廉価版の軽量戦車に過ぎません。諸外国の3・5世代同等の防御力はありません。重防御のトレンドを無視した「平成の零戦」です。

確かに軽量化は時代の要請です。既に主要国のMBT(編集部注・主力戦車)は70トン前後にまでなっています。これ以上の重量増加は運用が難しいでしょう。

諸外国の3・5世代の戦車は70トン前後であり、10式は44トンですから25トンも軽いわけです。いくら新設計で、エンジンなどが軽量化されているといても、この重さでは無理です。
10式がこれら諸外国のMBTと同等の生存性を持っていると信じるのは「宗教」の類いです。3・5世代のMBTは全周及び上下の防御力を上げる結果として、重量増を招いています。
これらと同じ防御力を10式が確保しているのであれば、諸外国を超絶した画期的な技術革新を実現しないと無理です。例えば厚さ30センチの複合装甲に相当する防御力を持った3センチの厚みの合金の装甲板とかです。

とろこがそんな技術はないわけです。それを頭の悪いマニアは存在すると信じ切っています。
ですが。そんな諸外国の技術を数世代超えたような超絶技術があればアメリカ様から技術のカツアゲをされているでしょう