>>474
>葡萄弾はナポレオニックあたりではもう陸ではほぼ使えない弾になっている。海戦用の弾としてなら使えたけど。

んなことはない。英語版も見るべきだ。陸戦でも射程で切り分けて使用してる。
ワーテルローでも、ラエーサント付近の攻防に最終的な決着を着けたのは葡萄弾の臨機射撃。
他もリヴォリ、ポロディノといくらでも活躍例があるのでは?
12ポンドだと射距離1000の球弾、700の葡萄弾、500のキャニスター弾が同時に存在し、射距離で使いわけられていたと見るべき。

ナポレオンは、シュバリエ・デュ・テイユの機動的な砲兵運用を重視する学派で直接、テイユ男爵の教育を受けている。
ワーテルローでもウェリントンの「ショットガンみたいに砲兵を運用する」との感想が残ってる。
大砲列で球面弾を一斉斉射するような運用は、どちらかと言えば本意ではなく、ロシア遠征の失敗で馬匹の不足が足かせになったから。