株式会社東芝は10月3日、
従来品の2倍の容量を持つ負極材を採用した
「次世代リチウムイオン電池(SCiB)」
の試作に成功したと発表した。

リチウムイオン電池の負極材には一般的に黒鉛が使用されているが、
これに対して2倍の容量を持つチタンニオブ系酸化物を用いていることが特徴。

この次世代SCiBは高エネルギー密度でありながら急速充電を可能としており、
電気自動車(EV)の用途に好適としている。

本SCiBを用いることで6分間の急速充電で、
従来のリチウムイオン電池を搭載するコンパクトEVと比較して
走行距離を3倍の320km
(※32kWh電池容量搭載のコンパクトEVを想定したJC08モードでの走行距離換算)
に延長可能という。

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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1084064.html